特許調査・技術分析を手がけるアズテック株式会社(東京都中央区)が、一般財団法人工業所有権協力センター(IPCC)主催の「特許検索競技大会2025」で団体の部第1位となりました。特許調査の実務能力を競う国内唯一の大会で、同社の調査力と分析力が総合的に評価された形です。
特許検索競技大会は2007年に始まり、2013年からIPCCが主催しています。特許データベースを使い、限られた時間で関連特許を抽出・分析する力を測るのが特徴で、企業の知的財産戦略を支える実務スキルを客観的に評価する場とされています。アズテックは30年以上にわたり特許調査と技術分析を専門にしており、国内外企業の知財戦略支援で培ったノウハウが今回の結果につながったとみられます。
同大会は試験形式の「大会」と、出題問題の解説を行う「特許検索スキルアップセミナー」の二本立てで、参加者の継続的なスキル向上を狙っています。大会結果が次回挑戦への動機づけとなる循環を生み出すことが目的で、参加者や協力企業の数も年々増加しているとされています。アズテックは自社コラムで受賞者コメントも公開しており、現場の具体的な検索プロセスや工夫点を共有することで業界全体の底上げを図る考えです。
今後は、同社が得意とする高精度な調査スキルにAIなどの最新技術を組み合わせ、調査時間の短縮と抜け漏れリスクの低減を両立できるかが焦点となります。知財の重要性が増すなか、こうした競技大会の結果は人材育成や外部調査会社の選定指標としても注目を集めそうです。
【関連情報:大会・企業情報】
特許検索競技大会2025 概要 主催:一般財団法人工業所有権協力センター(IPCC)
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アズテック コラム「団体の部第1位受賞者コメント」 https://aztec.co.jp/?p=8577
大会概要(IPCC) https://www.ipcc.or.jp/contest/about/
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source: PR TIMES
